トーシツ ひより

娘が統合失調症と診断されて8年目です。現在、B型作業所でグラフィックデザインや物作りをしています。辛く苦しい日々の中で、経験者の皆様のブログに励まされました。私たちの経験も、同じように悩んでいらっしゃる方々のお役に立てたら幸いです。

断崖絶壁

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こんにちは、ひよりママです。

27歳のひよりと家族に関するブログを書いています。

 

今日は、平成19年(2017年)3月、3回目の入院に至るまでの様子を書きます。

 

22歳の春、同級生の多くが大学を卒業して就職する時期。

ひよりは何人かの旧友に誘われてランチやお茶やショッピングに出かけました。

そしてその度に調子を崩していました。

たくさんの思い出を抱えて学生生活を終え、

卒業旅行を楽しみ、新社会人としての未来を語る。

そんなキラキラした同級生と自分の境遇を比べてしまい、悲しくなるのです。

3月9日、木曜日 友人と出かけた翌朝。

「お母さん、耳元でざわざわ音が聞こえる気がする。」と私を起こしにきました。

久々の幻聴です。

いろんなことを考えて眠れなかったようでした。

頓服の指示薬を飲ませて、話を聞いているといつの間にか眠りにつきました。

その日から私の胸騒ぎが止まらず、断崖絶壁を歩いている心持ちでした。

3月16日 木曜日の夜

また別の友人と出かけて帰ってきた後、顔つきが違っていました。

夜になり、「カッターナイフをちょうだい。」と探し出しました。

この日はなんとか、なだめて眠らせることができました。

3月20日月曜日は、一番不安定な夜でした。

私がお風呂に入っている隙に、包丁で腕を切っていたのです。

「私は何もできない。

なんに役にも立たない。

お母さんに迷惑ばかりかけている。

生きている意味も価値もない。」

と言いながら、血の気の抜けた硬い表情でぽろぽろと涙を流すひよりでした。

傷の手当てをしながら、指示薬を飲ませて

「間違いなく悪化している。病院にお電話して入院させていただいた方が良いのだろうか?」

と朝まで悩みました。

 

調子が良い日が続くと「このまま順調に回復して、もしかして元に戻るかも?」

ぬか喜びする日もありましたが、やはりこの病気は簡単ではないことを思い知った夜でした。

時間とともにだんだん気持ちが落ち着いてきたので

「心配だから明日、病院に行こうよ。」と勧めましたが

「大丈夫。受診したら入院するように言われるから行きたくない。」

頑なに拒否するので仕方なく様子を見ることにしました。

 

3月28日火曜日

職場に、ひよりから「耳元でざわざわ聞こえる。家に誰かがいる気がして怖い。」

と電話がありました。

大変心配になり、M先生に最近の様子をご連絡すると、

「今日は何とかしのいで、明日受診をしてください。入院になるかもしれません。明日までにベッドを調整します。」

とのことでした。

 

3月29日水曜日

ひよりは諸事情があり、入院したくなかったようですが、

「今は社会の刺激から逃れて静かに休むべき時です。」

「休むのも治療ですよ。疲れが取れたらいつでも退院していいですよ。」

M先生に説得されて入院を決心しました。

 

ひよりが苦しまないように。

ひよりが’怖くて辛い思いをしないように。

ひよりが自分を傷つけないように。

 

そのことだけを考えていました。

 

いつか、ひよりが入院したくない理由について書きたいと思います。

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今日は 暗い話題でしたので、

ほっぺが緩む美味しい写真を載せてみました。

友人の巨峰園の🍇です😊。ぶどうの季節ですね♪♪

 

お読みいただきありがとうございました。

みんな幸せになれますように😊。

ポチッとしていただけると力になります🙇。

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