トーシツ ひより

娘が統合失調症と診断されて8年目です。現在、B型作業所でグラフィックデザインや物作りをしています。辛く苦しい日々の中で、経験者の皆様のブログに励まされました。私たちの経験も、同じように悩んでいらっしゃる方々のお役に立てたら幸いです。

弱者に厳しい世の中で精一杯生きていく

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作業所ではよく卓球を楽しむそうです。

こんばんは、ひよりママです。夜勤の休憩中にパソコンに向かっています。

今日は、令和2年2月〜11月のことを書きます。

 

ひよりはアビバでWebデザインの勉強をしていました。

11月から1月にかけては、大変楽しそうに学んでいましたが、だんだんと

今後のことを考えたり、就職先を探したりしながら、色々と悩むようになりました。

「果たして自分はこのまま勉強を続けて、資格をとることができるのか?」

「資格が取れたとして、就職はできるのか?」

「就職したい会社は、どこも通勤時間片道1時間以上のところにしかない。自分は通えるのか?」

「就職したとして、こんなに調子の波がある自分が、普通の人並みの仕事ができるのか?」

などなど。

悩みすぎて眠れなくなり、寒い夜に外を歩き回る日もありました。

 

悩んだ末、「とりあえずホームページを作れるようになるのが目的だったから、目標達成したし、まぁ良いか。ここでやめる!」と自分を納得させて、3月にアビバを解約しました。

 

さて、今後どうしよう。

ギターと歌と英会話のプライベートレッスンは続けていましたが、コロナが流行したため、

外出を自粛する必要があり(私が医療従事者ですので気を遣ってくれました)、歌のレッスン→ギターレッスン→英会話レッスンと徐々に休止しました。

 

障害者向けの企業説明会があると聞き、自分に合うゆる〜い就職先を探そう思っていましたが、説明会はコロナのため中止となりました。

どうしたものかと思案しているときに、『アートや物作りをしませんか?』というB型作業所が近くに新設されたという情報を得ました。

ちょうど同じ時期に、恋人のそらクンも、「今度新設された事業所はひよりの興味があることができそうだよ。行ってみたら?」と勧めてくれました。

 

前回の就労移行支援事業所では事業所長やスタッフさんの言動に傷つけられることが多く、

「福祉事業所は、どこも同じようなものでしょ?障害者を人間と思っていないし、調子崩すだけだし、行きたくない。それにB型は工賃少ないし。気が進まない。」

と言っていたひよりでしたが、そらクンのススメもあり、前向きになりました。

(*福祉に従事している方の多くは、誠意を持ってお仕事に取り組んでおられると思います。ただ、私たちが初めて遭遇した事業所のインパクトが強すぎて、福祉事業所に失望してしまっていたのです。現在は良い事業所に恵まれましたので、福祉事業所のスタッフに対する見方も変わりました。)

 

前回お世話になった、担当の支援員さんにご相談したところ、「あぁ、あそこは理念もしっかりしていますし、他の市にもいくつか同じ事業所を運営されています。スタッフさん達もきちんとされていますし、デザインが好きなひよりさんには良いかもしれませんね。」とのことでした。

 

支援員さんは、以前、前回の事業所についてご相談した時に、立場上遠慮がちに言葉を選びながらも「確かに....◯◯事業所さんは、通所者はさておいて、利益に目が向いていますね。残念です。」とおっしゃいました。

支援員さんは、常に私たちに寄り添おうとしてくださっているのを感じていますので、信頼しています。今回もこの支援員さんにお世話になっています。

 

B型作業所に連絡をとって、見学して、体験に行って、自治体に申し込んで契約をして.....と手続きが終わって、令和2年11月からB型作業所に通い始めました。

 

あれから1年。調子の波に合わせて日数を加減しながら通わせていただいています。

現在は、家事もありますので週3日通所中です。

 

事業所長とスタッフさんの心構え、姿勢、態度は、前回のところとはまるで違います。

一人一人にきめ細かく接してくださり、思いやりあふれる声かけをしてくださいます。

もちろん通所者さんにも敬語です。

そこにいないスタッフや通所者の悪口、愚痴を毎日聞かされるようなこともありません。

 

「◯◯代表(事業所長)はね、いつも明るくなるような話題で話しかけてくれる。素晴らしい人だよ。」と尊敬を込めた様子でひよりが言います。

スタッフさんの中の数名は、お子様が障害をお持ちだそうです。

なるほど、だからこんなに優しく接してくださるのだなぁ....と思います。

人として尊重して対応してくださるのが伝わり、本当に嬉しく思います。

心温かく、尊敬できる方々と接しながら生きていけるというのはありがたいことです。

 

前回の事業所は、通所者さんたちをアンタ呼ばわりでした。

自分たちと障害者は違う世界に住んでいる生き物と思っているんだなぁと感じ、いつも母娘して悲しい気持ちになっていました。

我が身に降りかからないと理解できないことって、ありますものね。

まだまだ弱者に厳しい世の中です。

 

お読みいただきありがとうございました。

みんな幸せになれますように😊。

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