ひまわりBちゃんのよもやま話

小さい島で生まれて、今は九州本土(長崎)で暮らしています。寅年の還暦女です。母で、妻で、嫁で、姑🔰。現役助産師『ひまわりBちゃん』の日々の出来事を綴ります。共感していただけたら幸いです。

グレイトジャーニー④最終話 不登校の娘と恩師のお話

こんばんは。

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グレートジャーニー ④ 最終話

来た時と同じ駅の、清潔そうな広い玄関ホールで、指定のホームに向かうエスカレーターを確認し、私たちはひとまずお別れすることになりました。

 

「電車での旅は疲れますが、その苦労もまた良しですね」

 

先生はもう、一時間半ほど前の無気力なご様子ではありませんでした。

奥様に買ったお土産を片手に、先生はまたそうひとりごちて、

 

「私の命の旅は、そろそろお終いになりそうです。また、来世で会いましょう」

 

と笑顔でおっしゃいました。

 

「またいらしてください。次は海にお連れしますよ。車の免許、取ろうと思ってるんです。」

 

私もとびきりの笑顔で答えました。恰好の決め台詞をいなされた先生は、苦虫を噛み潰したような顔をされた後、はにかんだお顔で「君はどこまでも可愛くない教え子だ。」とおっしゃいました。

 

去りゆく小さな背中を見ながら、私は手を振りました。

先生は振り返らないだろうということが分かっていて、それでも手を振りました。

そんな私を、先生以外の人々が振り返って、

しげしげと眺めて去っていくのでした。

 

おしまい。

お読みいただきありがとうございました。

明日もいい日になぁ〜れ😊。

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