おはようございます。 ひまわりBちゃんです。
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昨日、このようなニュースを見ました。
テレビから『てんません』という言葉が聞こえてきたので、
画面に釘付けになりました。五島岐宿の若い方が、
天馬船を復元して進水式があったという話題でした💕。
ステキ💕嬉しい💕
天馬船は、木と釘で作られた小型の船です。
戦後は繊維強化プラスティック製の船が主流となったそうで、
最近は五島に帰省した時も「姿を見ないなぁ〜」と思っていました。
私の幼い頃はどこの家にも『てんません』があり、農業の我が家の父も持っていました😊。
(船外機をつけてモーターで走らせていましたが😅。)
うちの『てんません』は家から徒歩数分の小さな港に繋いでありました。
その『てんません』を使って、男衆は季節ごとに、わかめ、てんぐさ、うに(私の町ではガゼと呼びます)、あおさ、ワカメ、いか、貝、魚などの海の幸を採りに行ったものでした。
もちろん、生活のためです。
収穫物はほとんど売りに出すのですが、
貝やハコフグ(カッドッポ)はいつも子どもたちへのお土産でした。
父が運んでくる船いっぱいの収穫物の荷を下ろした後、
夕暮れの港で、七輪に火を起こして貝や魚を焼いて、
塩の香りの中、賑やかに皆で頬張りました。
カッドッポは背中に切り込みを入れて、そこに自家製味噌を詰めて焼きます。
最高の美味しさです!!
両親とも、それこそ朝から晩まで馬車馬のように仕事に追われる日々でしたが、
たまに時間を作って、『てんません』に子ども達を乗せて、
海原に繰り出してくれることがあり、
私たちは背丈より少し深い海で水中眼鏡をつけて海にもぐり、
大はしゃぎで獲物を探したものでした。
それから、大雨の後には
『チョッパゲ』という大型瓢箪で作った洗面器みたいな容器で、
船に溜まった水を汲み出したこともありました。
歳を取れば取るほど、故郷だよりは嬉しいものですね。
久しぶりに『てんません』を目にして、
小さな貧しい田舎町での幼少期の、あったか〜い思い出が蘇り、
少々興奮してしまった私です😅。
ここで自然に浮かんできた一句。
ふるさとの訛なつかし停車場の
人ごみの中にそを聴きにゆく(石川啄木)
何はともあれ、新しく作られた天馬船のご活躍を願います!!
お話は変わりますが、グーグルアドセンスから30日間広告停止のメールが届きました。
自己クリックは全くしてはいないのですが、
「意義を申し立てることはできません」と書いてありましたので
どうすることもできません😭。
お読みいただきありがとうございました。
明日もいい日になぁ〜れ😊。
〜今日の覚書〜聞く読書オーディブル
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